JLPT N1MODE BACA
JLPT N1 - 2019年7月
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SESI 14 SOAL
内容理解(短文) (Pemahaman Teks Pendek)
次の(1)から(4)の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
WACANA / STIMULUS SOAL
自分の経験や無意識の枠にとらわれている(注)と、想像力はふくらまない。だからその枠を取り除くことが、想像力を鍛えるひとつのポイントになるだろう。
とはいえ、いままでの経験や考えによって無意識につくられてしまった枠はだれもがもっていて、それはもうしかたがないものだ。
その枠は、人生や経験の中でつくりあげてきたもので、その人の個性や人柄、物差しや基準になるわけだから、枠はあってもいい。ただ、必要なときには意識してそれをはずせることが大切だ。
(注)とらわれる:ここでは、こだわりすぎる
1
想像力を鍛えることについて、筆者はどのように考えているか。
1.
経験からつくられた枠を捨てなければいけない。
2.
経験からつくられた枠を意識しないことが大切だ。
3.
経験からつくられた枠を取り除けることが大切だ。
KUNCI4.
経験を積み重ねて枠をより強いものにしなければいけない。
WACANA / STIMULUS SOAL
人間の最も根源的な欲求から生まれる住まいとは、そこに住む人々の生活や気候風土の違いがそのままに表れる土着の(注)ものでした。世界各地にある土着の住まいを眺めてみると、ときに驚くような表現のものもあり、改めて人間の生活の多様な在り方に気づかされます。それらは現代的価値観からすると確かに前近代的で非合理なものに見えるかもしれません。しかし、私はそこに人々の生きること、住まうことへの欲求の切実さ故の力強さと、現代の私達の住環境にはない素朴な豊かさを感じるのです。
(注)土着の:その土地に根づいている
2
筆者の考えに合うのはどれか。
1.
世界各地にある近代的な住まいには、力強さと豊かさが感じられる。
2.
その土地にもとからある住まいには、人間本来の欲求が表れている。
KUNCI3.
人間の根源的な欲求から生まれた住まいは、生活の多様さに対応できない。
4.
生きること、住まうことへの欲求は、その土地の生活や気候風土に影響されない。
WACANA / STIMULUS SOAL
労働はモノをつくり出すために体に労苦(注1)を強いるので、苦しい部分を併せ持っています。ただ、その活動を通じて社会とのつながりを感じることができれば喜びにも転化します(注2)。そんな喜びの部分を削り取られ、苦役(注3)だけが残る状態が広がっている現実を、どう食い止めていくかは大きな課題です。喜びを感じられない働き方なのに「働くことは喜びだ!」と建前で押し切ろうとしたり、「働くのが怖い」と背中を向けたりの二者択一でなく、苦しさと喜びのバランスの回復を求めて、働き方の改善を求めていくことが必要です。
(注1)労苦:ここでは、負担
(注2)転化する:変わる
(注3)苦役:苦しくつらい労働
3
この文章で筆者が言いたいことは何か。
1.
喜びを感じられても、社会とのつながりが感じられない働き方は見直すべきだ。
2.
働く喜びを得るには、苦しさに立ち向かっていかなければならない。
3.
苦しさを感じないで済むように、働き方の改善を求めていかなければならない。
4.
苦しさを受け止めつつ、喜びが感じられるような働き方を目指すべきだ。
KUNCIWACANA / STIMULUS SOAL
情報化社会では、その情報化が進めば進むほど、買い手は商品選択において困るというジレンマをかかえてしまう。企業情報や商品情報が増えると、その実態を推し量る(注)ことが難しくなるので、大量の情報を包括する代表的な名前や記号やスローガンによってその優劣を判断し、それらを手がかりに選択のリスクを軽減しようとする。この記号にあたるものがブランドで、ブランド戦略が注目を浴びてきた背景には、情報社会の進展がある。
(注)推し量る:推測する
4
情報化社会におけるブランドについて、筆者はどのように述べているか。
1.
買い手の購買意欲を高めるきっかけになっている。
2.
買い手の商品選択におけるジレンマを増大させている。
3.
買い手が商品を選択する際の判断材料になっている。
KUNCI4.
企業や商品の情報が買い手に誤って伝わるリスクを軽減している。