JLPT N2MODE BACA

JLPT N2 - 2015年12月

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SESI 15 SOAL

内容理解(短文) (Pemahaman Teks Pendek)

次の(1)から(5)の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを1.2.3.4から一つ選びなさい。
WACANA / STIMULUS SOAL
今の子供たちは、先生に問題を出され、先生から答えを教えてもらうことに慣れてしまい、答えばかりか疑問さえも見つけることをしなくなってしまったのではないか。知っていることが重要だと勘違いし、問題と答えを覚え、知識を得たことで満足してしまっている。それでは疑問を解く過程で味わう楽しみや、何日もかかって答えにたどり着いた時の喜びを味わうことができない。なんだか、かわいそうな気がする。
(小菅正夫「文藝春秋」 2006年11月臨時増刊号による)
1
(55) 今の子どもたちについて、筆者はどのように考えているか。
1.
知識を得るための努力をしない。
2.
知識が豊富なので疑問を感じにくい。
3.
疑問を解く楽しみや喜びを知らない。
KUNCI
4.
疑問があっても答えが見つけられない。
WACANA / STIMULUS SOAL
以下は、上司が部下の中島さんに工場見学の受け入れ準備について指示したものである。
〈工場見学受け入れ準備〉
見学日時:12月18日(金) 10時~12時
見学者:池内日本語学校(20名)
●12月10日(木)までに見学当日使用の会議室Aの予約
●12月11日(金) 池内日本語学校(関口先生)との事前打ち合わせ
時間:11時~12時
場所:会議室B(予約不要)
確認すること:
・見学者の日本語レベル
・会社案内パンフレットの言葉 (日本語か英語か)
●12月17日(木) までに会社案内パンフレットの準備(20部)
●12月18日(金) 9時までに会議室Aの準備
(テーブル、いす、会社案内パンフレット)
2
(56) 中島さんが準備すべきこととして、合っているのはどれか。
1.
12月10日に見学者の日本語レベルを確認する
2.
12月11日までに会議室Aを予約する
3.
12月17日までに会社案内パンフレットを準備する
KUNCI
4.
12月18日に会議室Bのテーブルやいすなどを準備する
WACANA / STIMULUS SOAL
動物は、ふつう常温のものを食べています。ところが、ヒトは冷めた料理おいしくないというように、常温の料理を好みません。むしろ、熱くした料理や、冷たくした料理を好みます。ヒトは、辛い味、強烈な(注)におい、熱い、冷たいなど、あらゆる手段を使って、食欲を刺激する工夫をしてきたのです。こうした言い方は、ヒトと動物のちがいを強調したものですが、べつの言い方をすれば、これが人の食文化をつくってきたのです。
(栗原堅三「うま味って何だろう」による)
(注)強烈な: つよい
3
(57) これとは何か。
1.
常温の料理を好んで食べたこと
2.
食べたいと思えるように工夫をしてきたこと
KUNCI
3.
一人一人の好みに合わせて料理してきたこと
4.
ヒトは動物とのちがいを意識して料理してきたこと
WACANA / STIMULUS SOAL
以下は、ある企業の経営者の考えである。
会社を大きくしていくためには、私自身、やはり自分ができないことがたくさんあるのは分かっていますから、いろいろとスタッフに要求していかなければ達成できないんです。自分じゃ到底できないことも、「できるはずです」と要求していかないと、私の能力が組織の能力の天井(注1)になってしまいます。ですから、私がすべてのマネージャーに伝えているのは、「自分のことを棚に上げて(注2)、スタッフに要求すべきことは要求してください」ということです。
(日本放送協会,日本放送出版協会(NHK出版)編「NHK仕事学のすすめ2010年10-11月号」による)
(注1) 能力の天井: 能力の限界
(注2) 自分のことを棚に上げて:ここでは、自分ができるかどうかに関係なく
4
(58) 筆者がマネージャーに言いたいことは何か。
1.
マネージャーの能力を超えている仕事もスタッフにさせるべきだ。
KUNCI
2.
マネージャーより能力の高いスタッフを集めるべきだ。
3.
スタッフの能力に合わせて達成できることを要求すべきだ。
4.
スタッフの能力の限界まで仕事をさせるべきだ。
WACANA / STIMULUS SOAL
人を不愉快な気持ちにさせないように、反論もせず、自分の不快な気持ちも伝えないで黙っていると、相手はあなたを理解するチャンスを失い、互いに自分らしくつきあうことができなくなるでしょう。
もちろん、相手も自分の気持ちや考えを表現してよいので、そこで葛藤(注)が起こることもあります。
ただ、葛藤や違いが明らかになることを避けて、親、上司、先生に意見を言わなかったり、支援を頼めなかったりすると、その場は何事もなく進むかもしれませんが、誤解のうえに人間関係が作られていくことになります。
(平木典子「アサーション入門―自分も相手も大切にする自己表現法」による)
(注)葛藤: ここでは、対立
5
(59) 人間関係について、筆者が言いたいことは何か。
1.
人を不愉快にさせないような表現をするべきだ。
2.
相手の気持ちを理解しなくてはならない。
3.
自分の気持ちをきちんと伝えるべきだ。
KUNCI
4.
不満があっても我慢したほうがいい。