JLPT N1MODE BACA
JLPT N1 - 2023年12月
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SESI 12 SOAL
統合理解(読解) (Pemahaman Terpadu)
次のAとBの文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
WACANA / STIMULUS SOAL
A
小説を書こうとしている人やすでに何作か書いたことのある人が、よく私にテクニック面での質問をしてくるけれど、そういうとき私は『あなたが技術や手法について誰かに訊くたびに小説はあなたから離れていく』と答えることにしている。
(中略)
自分の小説の行き詰まりをテクニック不足が原因だと考える人は『小説の書き方マニュアル』を信じる律儀さと同じで、たしかに真面目で素直ないい人ではあるのだろうが、本当に自分が書きたいことが何なのかをきちんと考えていないという意味で、怠けているということになる。
小説の中身と表現・手法・技術の関係は何重にも畳み込まれたもので、厳密に論じだしたらキリがないが、まずはそんな面倒なことは考えずに、『本当に書きたいことだったらテクニックなんか関係ない』と、シンプルに考えてほしい。
B
小説を書くには想像以上の気力が必要である。書くことを決めて執筆に取りかかっても、自分には技術がないから下手な文章しか書けないと手を止めてしまう人が多い。しかし、そんなことで悩んでいるくらいなら、まずはどんどん書き進めてみるべきだ。テーマとジャンルを決める、構成と展開を考える、登場人物と舞台を決めるといった必要な手順を踏んだら、あとは書き始めること、そして完結させることが何より重要なのだ。
いくら面白いストーリーでも、完結させないことには小説とはいえない。短編小説でも、納得できる出来栄えでなくてもかまわない。まずは自分の力で一つの作品を書き上げることだ。それができれば、自信が生まれ次の作品につながっていく。
(注1)訊く:ここでは、質問する
(注2)律儀さ:礼儀正しさ
(注3)何重にも畳み込まれた:ここでは、複雑に絡み合った
(注4)キリがない:際限がない
1
小説を書くときの問題点として、AとBが共通して挙げていることは何か。
1.
うまく書けないのは技術が足りないからだと考えること
KUNCI2.
他者にアドバイスを求めて、自分で考えようとしないこと
3.
本当の小説とはどのようなものかが理解できていないこと
4.
書くのに必要な技術や手法を身につけていると過信すること
2
小説を書くために必要なことについて、AとBはどのように述べているか。
1.
AもBも、本当に書きたいことかどうかを考えながら書くことだと述べている。
2.
AもBも、うまく書けないと思っても、怠けずに書き続けることだと述べている。
3.
Aは自分が書きたいことを明確にすることだと述べ、Bは最後まで書き上げることだと述べている。
KUNCI4.
Aは内容と表現の関係を考えて書くことだと述べ、Bは手順に沿って書き進めていくことだと述べている。