JLPT N2MODE BACA

JLPT N2 - 2015年07月

Kunci jawaban resmi dan pembahasan lengkap ditampilkan langsung untuk eksplorasi materi.

Detail Paket
SESI 19 SOAL

内容理解(中文) (Pemahaman Teks Sedang)

次の(1)から(3)の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1.2.3.4から一つ選びなさい。
WACANA / STIMULUS SOAL
話す場合には、たいがい(注1)、聞き手がすぐ近くにいて、そのとき、その場で自分の考えに表現を与えながら、さらなる考えを進めていく。(中略)
それに対して、①書くという表現の場合には、たいていはひとりで、じっくり時間をかけて、ノートやパソコンなどを使って、考えたことを文字にしていったり、あるいは考えながら文字にしていくことが多いはずです。考えたことが消えずに文字として残ることも、話す場合とは大きく違う点です。ちょうど本という活字メディア(注2)が、読者にとって自分のペースで考えながら読んでいくことができるのと同じように、書くという行為は、話すのと違って自分のペースで、行きつもどりつ(注3)しながら、考えを進めていくことができる表現方法なのです。
しかも、考えたことを文字にしていく場合、いい加減であいまいなままの考えでは、なかなか文章になりません。何となくわかっていることでも、話し言葉でなら、「何となく」のニュアンス(注4)を残したまま相手に伝えることも不可能ではありません。それに対して、書き言葉の場合には、その②「何となく」はまったく伝わらない場合が多いのです。身振りも手振りも使えません。顔の表情だって、読み手には伝わりません。それだけ、あいまいではなく、はっきりと考えを定着させることが求められるのです。そのような意味で、書くという行為は、もやもやした(注5)アイデアに明確なことばを与えていくことであり、だからこそ、書くことで考える力もついていくのです。
(苅谷剛彦『知的複眼思考法―誰でも持っている創造力のスイッチ』による)
(注1) たいがい: たいてい
(注2) 活字メディア: ここでは、活字で書かれたもの
(注3) 行きつもどりつ: 行ったり来たり
(注4) ニュアンス: ここでは、微妙な感じ
(注5) もやもやした: ぼんやりした
1
(60) ①書くという表現をする場合の特徴として、筆者が述べているのはどれか。
1.
時間をかけるほどうまく書くことができる。
2.
読み手の反応を想像しながら書くことができる。
3.
道具を利用するので考えを早くまとめることができる。
4.
何度もやり直しをしながら考えを進めることができる。
KUNCI
2
(61) ②「何となく」はまったく伝わらない場合が多いとあるが、なぜか。
1.
読み手とのやり取りがないから
2.
読み手によって受け取り方が変わるから
3.
微妙な感覚を表現する言葉が少ないから
4.
文字以外に表現手段がないから
KUNCI
3
(62) この文章で筆者が最も言いたいことは何か。
1.
話すより書くほうが、自分の考えを人に伝えられる。
2.
自分の考えを書いて表現することで、思考力が向上する。
KUNCI
3.
時間をかけて何度も書き直せば、わかりやすい文章が書ける。
4.
思考力をつけるためには、あいまいな考えは書かないほうがいい。
WACANA / STIMULUS SOAL
飲み物を買いに飲料売り場に行くと、商品が多様になっていることに気づく。これらの中から消費者に自社の製品を選択してもらうため、メーカーは味はもちろん、ボトルにもこだわっている。
あるメーカーが、仕事中に飲んでもらうことをねらって緑茶の新製品を開発した。仕事中によく飲まれているコーヒーの代わりになるように、味は通常より濃くした。また、ボトルはペットボトルではなく、コーヒーに多く使われる金属製のものとし、香りが楽しめるように飲み口を広くした。ボトルの色使いは濃い緑や黒や金などにして、味の濃さや高級感を表現した。これらの努力が実り、①ねらいどおりに好調な売れ行きを見せているという。
この例のようにメーカーがボトルにもこだわるのは、消費者にボトルの材質や形の好き嫌いがあるという事実があるからだ。緑茶のボトルに関する②ある消費者調査の結果を見ると、金属製ボトルに対して、60歳未満の人は高級感を感じ好印象を持っているが、60歳以上の人は抵抗を感じ、ペットボトルのほうを好むことがわかった。しかし、ペットボトルを好むといっても、その形や色については意見が分かれた。60歳以上の男性は見慣れた形や色のペットボトルの評価が高いが、同年代の女性は目新しい形や色のペットボトルに好感を持っていた。
年代や性別によってこのように好みが分かれる以上、店に多様な商品が並ぶことになるのはもっとなことだろう。
4
(63) ①ねらいどおりに好調な売れ行きを見せているとあるが、どのような人たちによく売れているのか。
1.
仕事中にコーヒーを飲んでいた人たち
KUNCI
2.
高級なコーヒーをよく飲んでいた人たち
3.
他とは違う緑茶製品を求めていた人たち
4.
緑茶の香りを楽しみたいと思っていた人たち
5
(64) ②ある消費者調査の結果について、この文章で述べられているのはどれか。
1.
金属製ボトルに対する抵抗感には男女差がある。
2.
金属製ボトルに対しては、60歳を境に好みが分かれる。
KUNCI
3.
目新しい形や色のペットボトルは、性別を問わず好まれる。
4.
60歳以上の人は、男女ともに見慣れた形や色のペットボトルを好む。
6
(65) メーカーの取り組みについて、この文章からわかることは何か。
1.
味だけでなく容器にも消費者の好みを反映させている。
KUNCI
2.
味より見た目を重視するようになってきている。
3.
メーカーに対する消費者の印象を良くしようとしている。
4.
年代や性別の違いを超えて売れる商品を開発している。
WACANA / STIMULUS SOAL
大人になってからの勉強で、なかなか理解が進まないことの大きな原因の一つが、実は、復習をちゃんとしないことにある。学生時代の勉強は、いやでも復習がカリキュラムの中に織り込まれている(注1)ので、知識が定着しやすくなっている。これに対して、大人になって自分で勉強するときには、意識して復習の機会をつくらないと、一回本を読んだだけで「もうわかった。大丈夫」と思い込んでしまいがちになるのだ。
脳の特性(注2)として、目や耳から入った情報をいったん溜めておいて、その中から必要のないと思われる情報を自動的に脳の奥底にしまい込んでしまう。では、どこで、「必要な情報」と「無用な情報」をより分けている(注3)のかというと、同じ情報が繰り返し入ってくるかどうかということである。この間隔は一カ月と言われており、すなわち、一カ月の間で最低二回繰り返して頭に入れることで、「必要な情報」だと脳が認識し(注4)、知識が定着していくのである。逆に言えば、一度頭に入れて覚えたつもりでも、一カ月の間に繰り返し情報が入ってこなければ、いずれは「無用な情報」として脳がどこかに片付けてしまうのだ。
この結果、いったん覚えたはずの知識が、しばらくすると記憶の中から掻き消えて(注5)しまったようになり、実際に試験をしてみるとまったく思い出せないということが起こる。そこで、「年をとって記憶力が弱くなった」とか、「できていたはずなのに」と落ち込んでしまうけれど、実際には老化のせいでも何でもなく、単に復習をしていないだけだということが多いのだ。
(和田秀樹『40代からの勉強法―やる気・集中力をどう高めるか』による)
(注1) 織り込まれる: ここでは、入っている
(注2) 特性: ここでは、特徴的な働き
(注3) より分ける: ここでは、分類する
(注4) 認識する: ここでは、判断する
(注5) 掻き消える: なくなる
7
(66) 筆者によると、学生時代のほうが知識が定着しやすいのはなぜか。
1.
大人より記憶力が優れているから
2.
大人と比べて「わかった」という思い込みをしないから
3.
学校では一度学んだことを繰り返し勉強するから
KUNCI
4.
学校では覚えたほうがいい知識だけが教えられているから
8
(67) 筆者によると、一カ月以内にどうすれば知識が定着していくか。
1.
得た情報をすでに持っている情報と関連づける。
2.
得た情報をもう一度思い出して整理する。
3.
得た情報と関係のある情報を繰り返し頭に入れる。
4.
得た情報と同じ情報をもう一度頭に入れる。
KUNCI
9
(68) 筆者の考えに合うのはどれか。
1.
大人が勉強する場合には、意識して復習を取り入れることが大切だ。
KUNCI
2.
大人が知識を習得するには、学生時代より多く復習しなければならない。
3.
復習を習慣にすれば、老化による記憶力の衰えを防ぐことができる。
4.
一度忘れてしまった知識でも、復習すれば思い出すことができる。