JLPT N2MODE BACA
JLPT N2 - 2015年07月
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SESI 15 SOAL
内容理解(短文) (Pemahaman Teks Pendek)
次の (1) から (5) の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
WACANA / STIMULUS SOAL
学習者は真剣に外国語に取り組んでいるのに、どうしても間違ってしまう。間違えるのは仕方のないことだけれど、せっかく規則を覚えてそれを応用したつもりなのに、「それは例外」とかいわれると、何だかやる気がなくなってしまう。このような誤用(注)をきちんと分析すれば、その成果としてすばらしい教科書ができるはずだ。本来教科書とはその対象である学習者のことをよく考えて、難しそうなところ、間違えそうなところをきちんと分かりやすく説明する必要があるのだ。
(黒田龍之助『外国語の水曜日―学習法としての言語学入門』による)
(注) 誤用: 間違った使い方
1
(55) 外国語の教科書について、筆者はどのように述べているか。
1.
学習者が成果を実感できるものを作成するべきだ。
2.
学習者が真剣に取り組めるように工夫をするべきだ。
3.
学習者が間違えやすいところを丁寧に説明するべきだ。
KUNCI4.
学習者のやる気が出るようにすべての規則を説明するべきだ。
WACANA / STIMULUS SOAL
以下は、あるイベント会場で来場者に配られたものである。
プレゼントをもらおう!
本日は「第7回河上町・花と木の祭り」にご来場くださり、ありがとうございます。
会場内の8か所のスタンプ台に種類の異なるスタンプが置かれていますので、スタンプカードに押してください。スタンプカードは各スタンプ台のところに置いてあります。5種類以上のスタンプを押したら、会場入口の総合受付にお持ちください。花の種と交換いたします。また、全種類のスタンプを押してから総合受付でアンケートにご協力いただいた方には、鉢植えの花もご用意しております。
何かご不明な点がございましたら、お気軽に会場スタッフにお声をおかけください。
2
(56) 鉢植えの花をもらいたい場合は、どうすればいいか。
1.
総合受付でアンケートに協力し、8種類の異なるスタンプを押してから再び総合受付へ行く。
2.
最初のスタンプ台のところでアンケートに協力し、5種類の異なるスタンプを押してから総合受付へ行く。
3.
5種類の異なるスタンプを押してから、最後のスタンプ台のところでアンケートに協力する。
4.
8種類の異なるスタンプを押してから、総合受付へ行ってアンケートに協力する。
KUNCIWACANA / STIMULUS SOAL
ある楽器メーカーによって、新しい木材を古い木材のように変化させる技術が開発された。長い年月をかけて木材に起こる変化を、短期間に人工的に起こさせるのだそうだ。バイオリンなどの木製楽器では製造後数百年たったものが素晴らしい音を出すとされている。名器といわれるようなものは数も少なく非常に高価で、手に入れることが難しい。この技術を利用することで、名器並み(注)の優れた楽器が入手しやすくなるだろう。そんな楽器がそろったオーケストラの演奏が聴ける日もそう遠くはないかもしれない。
(注) ~並みの: ~と同じような
3
(57) そんな楽器とは、どのようなものか。
1.
新しい技術で作られていて、名器よりも素晴らしい音が出せるもの
2.
古い木材で作られていて、名器よりも素晴らしい音が出せるもの
3.
長い年月をかけて作られていて、名器のような音が出せるもの
4.
新しい木材で作られていて、名器のような音が出せるもの
KUNCIWACANA / STIMULUS SOAL
子育てでは「褒める」ことが大事とよくいわれますが、私はそれは少し違うと考えています。褒めるということは一つの価値判断であり、親が褒めるのは、より強化したい子どもの行為であり、子どもは親のその価値観を刷り込まれ(注)ながら育っていきます。つまり、「褒める」ということは、親から子どもへの「命令」を含んでいるのです。その意味においては、その行為をするなという「叱る」行為と同じと捉えることができます。
(小池龍之介『平常心のレッスン』による)
(注) 刷り込まれる: ここでは、身につけさせられる
4
(58) 筆者によると、「褒める」とは親が何をすることなのか。
1.
子どもに親自身の価値観を押しつけること
KUNCI2.
子どもにさまざまな価値観を示すこと
3.
子どもを常識的な価値観に従わせること
4.
子ども自身が持つ価値観を認めること
WACANA / STIMULUS SOAL
市場競争は、誰にとっても厳しいものである。市場で生き残るためには、市場競争という規律付けに従っていく必要がある。競争が大好きという人もいるかもしれないが、競争させられるのは嫌だ、という人も多いだろう。競争から逃れて、安心できる生活をしたいという人も多いはずだ。それでも市場競争という仕組みを私たちが使っていくのは、市場競争のメリットがデメリットよりも大きいからである。より豊かになれること、誰にでも豊かになるチャンスがあることが大きなメリットである。
(大竹文雄『競争と公平感』による)
5
(59) 筆者の考えに合うのはどれか。
1.
市場競争によって安心できる生活が保証される。
2.
市場競争によって豊かになる機会が与えられる。
KUNCI3.
市場競争がなければ豊かな生活は送れない。
4.
市場競争に参加しないで生きることはできない。