JLPT N1MODE BACA

JLPT N1 - 2022年7月

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SESI 14 SOAL

内容理解(短文) (Pemahaman Teks Pendek)

次の(1)から(4)の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
WACANA / STIMULUS SOAL
テレビ番組は、その番組内容のすべてが視聴者に伝わるよう、わかるように作られるが、一歩間違えれば、「わかりやすいだけの番組づくり」になってしまう危険性がある。メッセージがシンプルな番組のほうが視聴率を取りやすい、などと言われる傾向があるなかで、「わかりやすく」することでかえって、事象や事実の、深さ、複雑さ、多面性、つまり事実の豊かさを、そぎ(注)落としてしまう危険性があるのだ。とりわけ報道番組では、このことは致命的な危うさになる。
(注)そぎ落とす:削る
1
筆者が、番組づくりにおいて危険だと感じていることは何か。
1.
視聴率を上げようとして、事実とは異なることを伝えてしまうこと
2.
わかりやすいことだけを伝えて、視聴者に関心を持たれなくなってしまうこと
3.
わかりやすくしようとして、事実を掘り下げて伝えられなくなってしまうこと
KUNCI
4.
メッセージをシンプルにしようとして、本質がわかりにくくなってしまうこと
WACANA / STIMULUS SOAL
人材育成という場面では、相手に「失敗する権利」をもっと与えてもいいような気がします。それはなによりも「失敗する権利」を与えることが、相手の自発性を生み出すことに結びつくからです。
逆にいえば「失敗する権利」がないところでは、行動がどうしても「しなければならない」の連続になり、自発性よりも義務感を助長してしまいます。
自分はどのくらい相手に「失敗する権利」を与えているのか、一度立ち止まって考える価値はあるでしょう。
2
筆者の考えに合うのはどれか。
1.
失敗してもいいと思わせることで、相手は自ら行動できるようになる。
KUNCI
2.
失敗を経験させれば、相手は失敗について自ら考えるようになる。
3.
失敗の経験を積ませることで、相手は失敗をしないようになる。
4.
失敗を許容しなければ、相手は行動することを恐れてしまう。
WACANA / STIMULUS SOAL
直感力は即座に作用する場合もあれば、逆に時間を置いて、ある日突然作用することもあります。言い方を変えれば、気まぐれな存在とも言えます。
しかし、その気まぐれとも思える直感力による「発見や気づき」は、考え続けたり、悩み続ける、といった努力と強い指向性(注)の結果として生まれてくる「閃き」であって、探求への意識関心がないところに発生することはありません。つまり、強い探求心と問題意識を持ち続けた結果として、あとから直感が働いてくるわけです。
(注)指向性:ここでは、特定の方向に向かう意識
3
筆者の考えに合うのはどれか。
1.
直感力による「発見や気づき」は、問題の解決に欠かせない。
2.
「発見や気づき」は、いつも直感力によって生まれるわけではない。
3.
強い探求心と問題意識を持っていれば、問題は解決できる。
4.
問題への探求心を持ち続けていなければ、直感力は作用しない。
KUNCI
WACANA / STIMULUS SOAL
「思い出」とは、「かつて」の私の出来事について、「いま」の私の内で生起する「心の動き」のことだ。嫌な不愉快な「思い出」は自ずと封印されて(注1)縮小してもゆくが、一方の楽しい愉快な「思い出」は止め処なく(注2)過剰に膨らみ、出来事の事実を超えて一つの「物語」が出来上がってしまうことも多い。「かつて」から経た時間が遠くなればなるほど(老いるほど)、思い違いや思い込みを含んだ「私の記憶」が作られる、そうなりがちだ。
(注1)封印されて:ここでは、触れられずに
(注2)止め処なく:止まることなく
4
「思い出」について、筆者の考えに合うのはどれか。
1.
不愉快な「思い出」ほど、記憶に残りやすい。
2.
時間がたてば、多くの「思い出」が消えていく。
3.
時間がたつほど、事実とは異なっていくことが多い。
KUNCI
4.
出来事の記憶が鮮明なほど、自分の「物語」が作られる。