JLPT N1MODE BACA

JLPT N1 - 2021年12月

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SESI 14 SOAL

内容理解(短文) (Pemahaman Teks Pendek)

次の(1)から(4)の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
WACANA / STIMULUS SOAL
人をその気にさせようとしているときに、相手から反論されることがあります。むしろ反論されることの方が多いと言えるでしょう。反論されると、それで「ああ、その気がないのか」と諦めてしまう人がいます。しかし、反論されただけで諦めていてはいけません。反論されるということは、承諾してもらうためにクリアすべき点が明らかにされた、ということなのです。反論もせずに去っていってしまう人が最も説得しにくい人です。
(注)その気:そうしようという気持ち
1
筆者の考えに合うのはどれか。
1.
反論されないように、問題点を解決しておいた方がいい。
2.
反論されないということは、相手を説得できたということだ。
3.
反論されたら、相手を説得できる可能性が生まれたと考えていい。
KUNCI
4.
反論されるということは、相手が承諾したのと同じだと言える。
WACANA / STIMULUS SOAL
一般的に工具は、とても合理的にデザインされているはずです。その原則は、世界中どこに行っても変わらないようですが、その合理的デザインの結果は、なぜか国によって全然違ってきます。もちろん素材や加工方法の違いがあって、工具の役割自体が違う場合も多いのですが、はさみやのこぎりのように、全く同じ機能、素材であっても民族独特の美意識の違いがくっきり現れます。そのことは、工具の持つ美しさが、必ずしも合理性からだけ生まれるのではないことを示しているように思います。
2
工具のデザインについて、筆者の考えに合うのはどれか。
1.
民族独特の美意識が、合理性より優先されている。
2.
民族によって異なる美意識が、素材や加工方法に現れる。
3.
国による違いは、合理性の追求から生まれる。
4.
合理性に加え、民族独特の美意識が反映されている。
KUNCI
WACANA / STIMULUS SOAL
昔もいまも、才能というのは一定の軌道から飛び出してゆく能力のことで、みんなにそんな例外的な能力が備わっていたら、そもそも大地にはりつく農業も、分業で成り立つ産業社会もあり得ない。いつの世も、才覚のある者が新しいビジネスを起こしてゆくのは事実だが、それをビジネスとして成立させるのは社員の労働と献身であるし、それがなければ起業者の才覚が活きることもない。
3
才覚のある人について、この文章ではどのように述べられているか。
1.
優秀な能力を使って、社員を率いてゆく責任がある。
2.
人並み外れた能力をビジネスに活かすことが必要である。
3.
誰の助けを借りることもなく、企業を成功に導くことができる。
4.
他者の支えによって初めて能力をビジネスに活用することができる。
KUNCI
WACANA / STIMULUS SOAL
日記とは限りなく私的な記録であり、読者が存在しないどころか、他人には読まれたくない秘密の表現であるともいえる。
ただ一人だけ、奇妙な読者が存在する。いつでも自由に日記を読むことのできる、日記の筆者である。その読者は筆者とは異なる場に立って、様々な配慮を働かす。万が一日記が盗み読まれて、死後に他人の目に曝されるような事態が発生した場合、こんなことが書かれているのはまずいのではあるまいか、等々と。しかし、これは限りなく私的な記録であるはずの日記にとって矛盾である
(注1)推し量る:推測する
(注2)盗み読む:他の人の日記や手紙などをこっそり読む
4
矛盾であるとあるが、何が矛盾か。
1.
他人に読まれる可能性のある日記に秘密を書き残すこと。
2.
日記の筆者が他人に読まれることを想定すること。
KUNCI
3.
日記は筆者しか読まないのに、他人にも読みやすく書くこと。
4.
日記は私的なものなのに、他人に自由に読まれるかもしれないこと。