JLPT N1MODE BACA
JLPT N1 - 2018年7月
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SESI 14 SOAL
内容理解(短文) (Pemahaman Teks Pendek)
次の(1)から(4)の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
WACANA / STIMULUS SOAL
人生やビジネスに目標を持つべきだ、というようなことが最近よく言われるが、わたしはそういう言い方に違和感を覚える。目標というものは、「持つべきだ」とか「持ったほうがいい」ものではなく、「持たなければいけない」とわざわざ啓蒙するものでもない。人生のあらゆる局面における「前提」なので、そのことがコンセンサス(注)になっている社会では、目標を持つことについて語られることはないからだ。
(注)コンセンサス:ここでは、共通の理解
1
目標について、筆者の考えに合うのはどれか。
1.
目標は必ずしも持たなくてよい。
2.
目標は持っているのが当然である。
KUNCI3.
目標は持ちたいと思って持てるものではない。
4.
目標を持っていても成功するとは限らない。
WACANA / STIMULUS SOAL
以下は、恥じらい(注)の表情と喜びの表情の違いについて述べた文章である。
心理学者のアゼンドルフは、恥じらいと喜びの表情をいろいろ集めて分析した結果、微笑みが最高潮に達する時期と視線を伏せる時期との微妙なタイミングのズレが鍵であることを突き止めた。すなわち、微笑みがピークに達する一秒ほど前に視線が伏せられると恥じらいの表情として見えるが、ピークに達した直後に目が伏せられるとそれは喜びの表情と判断されるというのだ。
試しに、鏡に向かってやってみていただきたい。違いが分かるだろう。
(注)恥じらい:恥ずかしがること
2
恥じらいと喜びの表情はどの点で違うか。
1.
微笑みがピークに達するまでの時間が速いか遅いか
2.
微笑む直前の視線の動きが上か下か
3.
視線を伏せるのが微笑みのピークの前か後か
KUNCI4.
視線を伏せている時間が長いか短いか
WACANA / STIMULUS SOAL
「今」の勝負、つまり本番に弱いというひとは、失敗を恐れる気持ちがつよいのだとおもう。誰しも失敗は望まないが、人並み以上に失敗を恐れるのは、皮肉にも精度の高い到達イメージ、完成形が描けている結果だともいえる。
完全なものへの願望は融通に欠ける到達のイメージでひとを縛ってしまうので、「今」起こっている現実そのものに合わせていくという柔軟な態度をゆるさない。予定どおりでないにしろ、その場で、なんとかやり過ごせる(注)、間に合わせられる、という行動が本番では求められているのだ。
(注)やり過ごす:ここでは、切り抜ける
3
筆者によると、本番に弱いひとはどうすればいいか。
1.
事前に描いた完成形にこだわらず、現実に合わせて対応する。
KUNCI2.
事前に完成形を描かずに、あらゆる事態に備える。
3.
到達イメージを意識しつつ、失敗を恐れない気持ちで臨む。
4.
精度の高い到達イメージに行動を合わせるようにする。
WACANA / STIMULUS SOAL
日頃の他者とのつきあいでは、相手の一言一言が嘘だと疑ってかかっているわけではない。いちいちそんなふうに接したら失礼にあたる。つまり「性善説」(注)をデフォルト(基本)として相手と接するのが普通だろう。相手の発言は真実だと思ってそれを基準に判断するから、それを嘘だろうと見直すのは難しい。そうすると、仮に多少不自然な言い方やしぐさがあったとしても、そしてそれが実際に嘘の手がかりとして有効であったとしても、見落としてしまう可能性がある。
(注)性善説:人間は生まれつき善い人だという考え方
4
見落としてしまう可能性があるのはなぜか。
1.
普通相手は嘘をつかないと思っているから。
KUNCI2.
相手を疑うのは失礼だと教えられてきたから。
3.
嘘かどうかを判断する基準を持つのは難しいから。
4.
嘘を見つける有効な手がかりが見つからないから。