JLPT N2MODE BACA

JLPT N2 - 2013年12月

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SESI 19 SOAL

内容理解(中文) (Pemahaman Teks Sedang)

次の(1)から(3)の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
WACANA / STIMULUS SOAL
①面接の準備をする作業は自分自身を見つめ直すいいきっかけになると私は思います。自分って要するになんだろう?何が人と違って、どこが優れているんだろう? 普段は自分自身のことをそこまで考えないでしょうが、面接に臨む(注1)ためには、自分で自分を的確に語れるようになっていなくてはダメです。それも短い的確な言葉に絞り込まなければなりません。
新聞記事をよく見て下さい。太い大見出しというのは10文字以下です。あれがニュースです。世界中に起きていること、国会で起きていること、大きな事件、それらをたった10文字以下で表現しているのです。
一日の国会でどれだけたくさんの論戦が闘わされていることでしょう。その事実だけを列挙(注2)しても新聞にはなりません。すべてを書かれても、読み手はそのすべてを受け取ることもできません。そこで記者が膨大な事実の中からニュースと判断されるものを探し出し、たった一言でまとめてしまう、それがニュースであり、大見出しなのです。
(中略)
面接で自分を語るということは ②自分自身を見出しにするということです。自分の人生という長く膨大な時の流れと経験の数々、その都度(注3)、心に去来した(注4)ありとあらゆる(注5)思い、それをたったヒトコト(注6)で表現するのです。
ヒトコトなんかじゃ語れないことは分かっています。でも、ヒトコトで語らなければならないのです。面接試験とはそういうものなのです。
(黒岩祐治『メッセージ力を高める 黒岩の法則』による)
(注1)面接に臨む:面接を受ける
(注2)列挙する:並べる
(注3)その都度:そのたびに
(注4)心に去来する:ここでは、心に浮かぶ
(注5)ありとあらゆる:すべての
(注6)ヒトコト:普通「一言」と書く
1
①面接の準備をする作業について、筆者はどのように考えているか。
1.
人とは違う優れた能力を発見することにつながる。
2.
自分の本当にしたいことが見えてくるようになる。
3.
自分のことをありのままに語れるようになる。
4.
自分のことをよりよく知ることにつながる。
KUNCI
2
面接と新聞の共通点は何か。
1.
できるだけ多くのことを正確に伝えなければならない。
2.
相手が何を知りたいかを考えて伝えなければならない。
3.
伝えたいことを選んで簡潔に伝えなければならない。
KUNCI
4.
実際にあったことだけを伝えなければならない。
3
②自分自身を見出しにするとあるが、どういうことか。
1.
これまで生きてきた自分について短く的確に語る。
KUNCI
2.
これまでの人生で感動したことを印象的に伝える。
3.
自身にとっての大きな出来事をまとめて説明する。
4.
自身の経験を時の流れに沿って分かりやすく説明する。
WACANA / STIMULUS SOAL
美術館に展示(注1)してあるものに正解は一つもない。その作品をどう観るかはまったくの自由だ。
もちろん、その作品を制作したアーティストの意図は存在する。しかし、それは決してただ一つの正解ではない。作者も考えていなかったような見方や、読み方ができることが芸術作品の魅力なのだ。優れた作品は作者の意図を軽々と超えて、観客の心のなかで多様な気づきを生み出していく。多様な解釈ができることは、優れた美術作品の条件だと言ってもいい。
しかし、日本人は、この「答えがない」ことが苦手なのだ。「美術は難しい」「絵はわからない」という声をよく聞くのは、多くの日本人が美術や絵の見方に「正解」があると思っているからである。欧米ではこうした声は聞かれない。「美術は好きじゃない」「絵には興味がない」という人はいる。しかし、「わからない」ものだと思っている人はあまりいないのではないかと思う。
ただし、「絵がわからない」と当惑気味につぶやく(注2)のは大人たちだけだ。子どもはそんなことは言わない。
美術館で子どもたちは、それぞれのやり方で作品を受け止める。(中略)
面白いと思えばハマる(注3)。思わなければ忘れてしまう。子どもたちと美術の最初の出会いはそれでいいのだと思う。
(蓑豊『超〈集客力〉革命―人気美術館が知っているお客の呼び方』による)
(注1)展示する:並べて見せる    (注2)気味につぶやく:困ったように小声で言う
(注3)ハマる:ここでは、夢中になる
4
筆者は、どのような芸術作品が優れていると述べているか。
1.
観る人が自由に解釈できる作品
KUNCI
2.
観る人が共通の解釈を持てる作品
3.
作者の意図が観る人の解釈を超える作品
4.
作者の意図が明確で素直に解釈できる作品
5
筆者によると、日本人の大人が美術を難しいと感じるのはなぜか。
1.
決まった見方があるのに自由に観ようとするから
2.
見方に正しい答えがあるはずだと思っているから
KUNCI
3.
誰も正しい見方を教えてくれないから
4.
見方がいろいろあって選べないから
6
子どもと美術の出会いについて、筆者はどのように考えているか。
1.
絵がわからなくても大丈夫だ。
2.
絵がわかったという実感が大切だ。
3.
優れた作品に多く触れたほうがいい。
4.
興味を持ったものを観ればいい。
KUNCI
WACANA / STIMULUS SOAL
暑い夏、外を歩くと汗が出る。汗を止めるために冷房のきいた部屋に入る。誰もがしがちな行動だが、実は私たちの体にとっては①良いことではない
汗は汗腺によって作られるが、この汗腺は汗を作るだけではなく、汗を体外に出す働きも持っている。そして多くの汗腺が活発に働いていれば、蒸発しやすいさらさらした汗が作られ、体温調節がスムーズに行われる。汗腺は人の体には200~500万箇所ほどあるが、通常、そのうちの半分程度が働かずに休んでいる。そして、通常でも半分しか働いていないのに、冷房を多用するなどして汗を出さないでいると、さらに休む汗腺が増えていく。
働いている汗腺が100箇所あって、そこで100ccの汗を作って出すという処理をしなければならないとして考えてみよう。その時にも冷房のきいた部屋に入り②汗腺が50箇所しか働かなくなれば、1箇所当たり1ccの処理のはずが、2倍の2ccの処理になる。そうなると、処理が間に合わず、塩分などの体内に吸収されるべき成分を含んだままの汗が体外に出てしまうことになる。このような汗はべたべたとしており、蒸発しにくく、「蒸発することで体温調節をする」という汗の役割をうまく果たせない。
休む汗腺を増やさないためには、日ごろから汗が出る時にはそのまま出すという生活をしたほうがいい。飲食物に気をつけることも有効である。汗が出ている時に冷えた物を取ると、脳が「体は冷えた」と判断し、汗を止めてしまうので注意が必要だ。
7
①良いことではないとあるが、なぜか。
1.
汗腺の数が減ってしまうから
2.
汗腺が汗を作れなくなるから
3.
働くべき汗腺が働かなくなるから
KUNCI
4.
一つ一つの汗腺の働きが弱まるから
8
②汗腺が50箇所しか働かなくなればとあるが、そうなった場合どうなるか。
1.
汗の中の塩分などが増えて体温調節がしにくくなる。
KUNCI
2.
汗の中の塩分などが減って蒸発しにくくなる。
3.
汗の量が増えて蒸発しにくくなる。
4.
汗の量が減って体温調節がしにくくなる。
9
筆者によると、良い汗を出すにはどうすればよいか。
1.
日ごろから水分を多く取り、汗が出やすい状態にする。
2.
汗をたくさん出して、働いている汗腺の機能を高める。
3.
汗が出る時には、できるだけ止めないようにする。
KUNCI
4.
脳を刺激し、汗腺への命令の伝わりを良くする。